止むに止まれず辞められない | monoblog

 

近所のやちむん体験

先日、住んでる家の近所に「うつわ体験」の看板が張り出されていました。費用は500円とかなり安いし、連絡先に問い合わせて参加することに。

 

久しぶりの陶芸体験、何を作ろうかと考えてみたときに「自分の好みの器ってなんだろう?」と思いついた物がありました。薄くてまるっこくて、つるんとしたフリーカップがどうも自分の好みで、見つけると手にとって感触や収まりを確かめている。運良く出会えて買ったあとは、たいてい毎日使ってる。そして必ず子どもに割られる。そしてまた、新たな「薄くて丸くてつるんとしたヤツ」を探し求めて旅に出る。

 

そんなカップが自分で出来たら最高じゃないですか

 

などとイメージしながら、粘土状の土をひもにして、巻き上げながら、平たくしながら丸くしていく。やってみるとやっぱり難しい。想像していたカタチとだいぶ違ってゆがんでくし、途中から「ちょっと大きすぎやしないか」などと思いつつも、もう後に引き返すこともできずに仕上がってしまいました。

ひとまず講師の先生に預けてあとは待つばかり。後日、出来上がりを取りに行く。想像以上に小さかった。こねたときのイメージの違いから、さらに飛躍して別物に仕上がっていた。うーん、自分なりに精一杯はやったけども。あらためてgalleryはらいそで取扱っている陶芸作家たちの、器づくりの変幻自在ぶりの凄さがわかる。機会があれば是非またやりたい体験の一つです。

突然やってくる娘の変化

 

昨年のいま頃、娘が発作を起こしました。初めて見たのは、車を運転していたとき。助手席に乗っていた娘が急にガタガタと震えだしました。娘の症状を心配しつつ大丈夫? などと声をかけながら肩などをさすって、安全運転を意識しつつ、いろいろと動揺したことを覚えています。近所の小児科で症状を伝えると「大きな病院へ」の一点張り。一番近い大きな病院で診てもらうと「癲癇(てんかん)」との診断。そこから2年間、投薬をしながら経過を診るということになりました。

 

近所の鍼灸師さんからのススメ

 

そのタイミングで娘は小麦粉を控えはじめました。症状と診断を伝えた近所の鍼灸師さんから「小麦粉と海草類を控えてみては」というアドバイスをいただき、本などを読んで、試しはじめました。ただ「小麦粉を食べない」生活、なかなか難しい。うどんも、パスタもパンも揚げ物も子供はぜんぶ大好物。もちろん私も大好物。なのに、一人だけ大好物たちを控えさせるの気の毒です。そこで家族全員、なるべく小麦粉を控えるようにしはじめました。

このパンはグルテンフリー仕様。こんなメニューがあるとありがたい限り

 

カミサンは当初、ノバク・ジョコビッチの本(彼もグルテンフリー)などを読み漁っていました。そのうちに、腰が痛いのも、雨が降ってるのも、景気が悪いのも、錦織が負けたのも『あー、小麦だな〜』と言いはじめます。まるで「何か起きたらとりあえずアメリカの大統領のせい」といった扱いです(一応書いておきますが、あくまで冗談、小麦を悪者扱いする気はございません)。

 

やんばるは今帰仁村にあるJちゃん&Kちゃん(彼等についてのエピソードはこちら)が営む食堂「P」で、娘の症状からグルテンフリーまでをジョコビッチの本も交じえて話てたら、Kちゃんは「小麦め〜っ!って感じね」と言い放ち、ダンナのJちゃんは「今まで(小麦に)散々世話になってきたくせに!?」とクールに返してきます。この夫婦と話すと必ず見られる夫婦漫才的な問答。夫婦のコメントがまったく別方向、逆に心地良いバランスが取れてる? 子供の症状に対する心配も癒された気分になりました。

そんなこんなでグルテンフリー生活を初めて一月くらい経って、ふと気づいたのが身体の変化。よくある体に起こる事が最近起きなくなってきた。

 

起きなくなった三つの症状

 

お腹を下さなくなった

フケがまったく出なくなった

食後に(痺れるような)睡魔が来なくなった

 

この三つ、長年慢性的に付き合ってた身体の症状で「自分はこういう体質なんだな」と昔から自覚していたことでした。それがまったく出ないから不思議です。

そんなある日、久しぶりにラーメンを食べたあと、フケ以外の二つの症状が久しぶりに、そして唐突にやってきた。

 

点と点が線に

 

捜査線上に浮かび上がっていた推理が確信に変わる。もちろんあくまで主観なんですが、そこには因果関係があるという自覚が生まれる。「好き/嫌い」よりも「症状が出る/出ない」の影響力が逆転した瞬間です。思えばタバコを辞めたのときもこんな確信的瞬間があったと思います。

 

藍染め体験のいざない

 

先日、はらいそで取扱っている琉球藍織作家「花藍舎」さんと打合せしてたときのこと。近く、藍染め体験をするとのことでした。毎年、インド藍を建てる(藍の染める液をつくる)際に、近所の学童の子どもたちに体験をさせているそうです。ただ、子供たちの体験だけではせっかく建てた藍が勿体ないので、一般の参加も若干募っているそうです。

以前もやった藍染め体験、またやりたい! とその場で参加表明しました。前回はその場の思いつきで絞りをやってたけど、今回は「巻絞り」や「板締め」とかキチンと事前に知識入れての参加します!と表明していました。そこからものづくり体験についての雑談が始まり、話題になったのが「子供向けに開いた体験でも、結局最後まで真剣に夢中になってるのは大人」ということでした。以前の藍染体験でも、最後まで念入りに染めを繰り返してたのはオジサンだったとか。

工芸もグルテンフリーも

 

娘がきっかけで始めたグルテンフリー生活、そろそろ一年くらいになります。あくまでメインは子供、自分は体験気分?な立ち位置だったのですが、今や我が家で一番のグルテンフリー・フリークス(ちなみに娘はたま〜にウドンとか食べてます)。こうなるといろいろ「断つ」ことが楽しく(?)なりはじめ、夏ごろから「コーヒー断ち」や「砂糖断ち」も試している自分がいます。

 

なんでも「やりすぎは良くない」という言葉がアタマをよぎり「良い感じのバランス感覚を身に付けたい」とは思ってはいるんだけども「やめる」ことが止められない、この頃です。