「mado.」展のブランディング | デザイン実績

沖縄の現代的伝統工芸を扱う「Galleryはらいそ」の企画展『mado.』の広報ブランディング用メディアをデザインしました。

mado.とは?

もともと沖縄の染織は和装の「服地」として作られてきましたが、洋装へと文化が変わっていくことで日常的に着物を着ることが少なくなりました。染織りの彩りや柄は今でも魅力的なものが多いです。そこを「アート」と捉えて日常のシーンに飾ることで、染織と人との新しい関係性が生まれるのでは? というコンセプトのもとに企画した展示です。額装については既製品を使うのではなく「現代の住まい」にマッチするようなシックな額を専門の職人に依頼して製作。琉球びんがたや宮古上布などの作品を中心に額装しました。

今回制作した三種類の広報ツール

告知に使用したDMとInstagram用のバナー、そして展示した額装を一冊にまとめたブックレットを制作しました。全てのメディアのデザインのほか、撮影・キャッチコピーもmonoboxで制作しております。

告知用のDMとバナーは二種類作成しました。二つの作品と額装それぞれの違いを見せていければと考え制作しています。DMの裏面は共通デザイン、会場までのアクセスはQRコードを設置しています。

Instagram用の正方形バナー。DMと同じ画像を使用しつつ、額装マット部分にキャッチコピーを添えています。

作品と額装を見せていくブックレット

企画展示中に配布した冊子「mado.」今回製作した11の染織りと額装の種類などを写真とキャプションで明記しています。これから額装の作品を制作する際の額縁やマットを選定するカタログとしての機能を備えています。

メディアの仕様

今回印刷したDMと冊子の紙質はヴァンヌーボーVGスノーホワイトを採用。DM(195kg)と冊子(110kg)で紙の厚さを変えています。印刷は6色印刷。4色印刷に加えて補色(オレンジと緑)を加え、より彩りが鮮やかな印刷手法を選んでいます。

「mado.」のこれから

mado.展示後も額装の作品は識名園・本店にてディスプレイされますのでギャラリーにお越しいただければ閲覧可能です。染織りの額装作品は今後Galleryはらいそで定期的に製作・販売していく予定です。また、好みの額装を選びたいなどの注文も受け付ける準備も整えています。染織りの額装に興味のある方、冊子に興味のある方はGalleryはらいそ本店(098-989-3262)までお問い合わせください。

お問い合わせ

企画展のブランディング・デザインをご要望の方はmonobox株式会社までお問い合わせください。DMやバナーのデザインや企画展のタイトルや作品撮影、キャッチコピーなど全体的なサポートが可能です。

Please follow and like us:
Pin Share
RSS
Follow by Email