花藍舎リーフレット | 実績

monoboxの仕事「花藍舎のリーフレット」

沖縄県うるま市ににある赤瓦の古民家で、糸から藍を染めて手機織りで仕上げる藍織物工房「花藍舎」。今回、花藍舎の工房や商品を紹介するリーフレットと、「お取り扱いについて」の説明書の制作を担当しました。撮影と頂いた原稿のリライト、デザイン、印刷までを担当させていただきました。

 

花藍舎リーフレット表紙 沖縄 デザイン monobox

花藍舎リーフレット表紙

花藍舎の作家・宮良千加さんとは沖縄CLIPでの取材がきっかけで知り合うことに。monoboxが運営するGalleryはらいそでは、オープン当初からの取り扱い作家として参加いただいております。2018年には、花藍舎の個展をはらいそで開催しました。
そこから、花藍舎リーフレット制作のお話をいただきました。今までのおつきあいから多少の知識もあり、それを踏まえて「花藍舎らしさ」をいかに表現するかを考えて「染め」「織り」「仕上がり」といった内容で構成案を提案しました。内容を精査していただき、宮良さんの世界観から修正や追加、要素の変更などの指示やアイデアの提案などコミュニケーション繰り返し、商品やモデルの撮影はロケハンからご同行いただき場所を細かくチェックし、当日の撮影にのぞむことができました。数度の校正作業ののち、リーフレットは完成しました。
monobox実績「花藍舎リーフレット」の中面

リーフレットの中面とお取り扱いについて

紙質についても宮良さんと議論を重ねて最終的に質感のあるケナフ(現在は「竹はだ」に名称変更)を選定。その質感と仕上がりに宮良さんにも満足いただけたようです。
「お取り扱いについて」は、花藍舎をご購入された方々に対する洗濯時における注意事項をまとめたものです。今までも説明書はあったのですが「より具体的でわかりやすいものを提供したい」という花藍舎の思いから制作されました。
monobox実績「花藍舎のお取り扱いについて」

お降り扱いについては、上下をリーフレットのサイズと揃えて左右は少し短くして、リーフレットの中面に差し込めるサイズにしました。

糸から染められる花藍舎の藍織物をご購入された方々が洗濯時のアクシデントなどを防ぐために、詳細な洗い方や乾燥機について、ドライクリーニングの取り扱いやアイロンの掛け方などを説明しています。また、取り扱いに対応している「洗濯表示マーク」を明記しました。
丁寧な洗濯と乾燥を心がけることで、より永く花藍舎の布や衣類を楽しんでいただきたい、という作家の思いが詰まった説明書になっています。紙質はリーフレットと揃え、統一感を出しています。
今回のリーフレットは花藍舎の商品を購入いただいた方や花藍舎の商品に興味のある方へお配りするものになっております。花藍舎について興味のある方、Galleryはらいそにご来店いただきお声かけください。

沖縄のデザイン事務所 monobox.jp


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