賢く使う「小規模事業者持続化補助金」 | 豆知識

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ご存知ですか?小さな事業者が使える「小規模事業者持続化補助金」のこと

世の中には、たくさんの補助金があります。でも、いざ使おうとすると「なんか難しそう」「個人経営だからどうせ無理だろう」と自分に関係ないと思っている方もたくさんいます。そこで今回ご紹介するのが中小機構が公募している「小規模事業者持続化補助金」という補助金。お店の看板制作や商品開発、リーフレットやショップカードなど様々な用途で活用でき、店舗や小さな会社などで使い勝手の良い補助金です。

たとえばこんな方にオススメです

  • 新しい商品を作って売上を作りたい
  • お店の宣伝をしたい
  • ECサイト(オンラインショップ)を作りたい
  • 売上を拡大するための商品パッケージのリニューアルをしたい
  • 県外の展示会に出展したい

新しい商品を作って売りたい。そして世間の人に知って貰いたい。では商品を作るためにノウハウをイロイロ知りたいから県外へ出張して情報収集をしてこよう。商品づくりに参考になる資料も欲しい。この商品には特殊な機械が必要だから買わなければ。商品のジャンルに詳しい専門家から意見ももらいたい。やっぱり商品は面構えも良くなくちゃ。パッケージデザインにもこだわりたい。出来上がった商品を告知するチラシ広告も打たなきゃな。お客さんに知って貰うには展示会に出展でバンバン紹介したい。だったらいっそ東京の展示会がいいな。これぐらいやってやっと商品が世の中に知られるかも。。。。」

と夢が膨らむけれど、費用を考えるとなかなか実現が難しいですよね。

実はここで出てきた商品開発のストーリーに出てくる太字の費用

すべて小規模事業者持続化補助金の対象になります!

いくらもらえるの?小規模事業者持続化補助金の補助率

小規模事業者持続化補助金とは、皆さんの事業所がある地域の商工会、または商工会議所のサポートを受けながら販路拡大などの事業に取り組むための補助金です。事業で使えるお金のうち、全体予算の2/3、最大50万円まで補助してくれます。つまり、75万円の事業を申請するとそのうちの50万円に補助が出るので、実質25万円で75万円の事業ができる、とってもお得な補助金です。

事業予算の最大2/3(最大50万円まで)

もちろん、このお得な補助金を使って最終的に目指すのは

販路拡大・売上増加

売上が伸び悩んでいる、もうちょっと販路を拡大することで事業者として「成長」したいという気持ちのある事業者に向けての補助金であることは心に留めておきましょう。申請が通った時点でもらえる補助金ではなく、事業を執り行った事業者に向けた支援となります。




小規模事業者とは?

[blogcard url=”https://monobox.jp/jizokuka02/”]

小規模事業者とは以下に該当する業種と規模の事業者のことを指します。

  • 商業・サービス業(宿泊業・娯楽業のぞく)(常時使用人数5人以下)
  • サービス業のうち宿泊業・娯楽業(常時使用人数 20人以下)
  • 製造業その他(常時使用人数 20人以下)

対象範囲は

  • 会社及び会社に準ずる営利法人(株式会社、合名会社、合資会社、合 同会社、特例有限会社、企業組合・ 協業組合)
  • 個人事業主
  • 一定の要件を満たした特定非営利活動法人

まずは公式ページ、もしくは所属する商工会などに問い合わせてご自身が該当する事業者かどうかの確認を取りましょう。

その前に、新型コロナウイルスで売上減少している方には

令和2年度補正予算がようやく決まり、新型コロナウイルスの影響で売上が20%以上減少した事業者に対して緊急の「小規模事業者持続化補助金コロナ対応型が設置されました。売上が減少している対象の事業者の方は、新型コロナウイルス対応型の公募要綱も合わせてご覧ください。

新型コロナウイルス対応型に関する記事はコチラから

[blogcard url=”https://monobox.jp/youkibo_hojokin_corona/”]

具体的にどのようなことに使えるの?

  1. 機械の購入
  2. 広報ツール制作
  3. 展示会出展に関わる経費
  4. 旅費・調査費
  5. 商品開発
  6. 新聞図書費
  7. 雑役役務費
  8. 賃借料
  9. 専門家謝金
  10. 専門旅費
  11. 設備処分費
  12. 依託費

この補助金がいったいどのようなことに使えるのか、簡単にご説明します。12項目の中から活用したい項目を選んで事業を申請していきます。

①機械の購入

事業に必要な新しい機械装置が買えます。例えば「お菓子作りの時間短縮のための新しい機械の導入」や「新サービスを提供するために3Dプリンターが必要」などです。ただ、「パソコン」や「タブレット」など今回の事業だけでなく、全般的に使える機械などの購入は認められないようです。

②広報ツール

自分たちの事業について宣伝をしたい! このために作るポスターやチラシ、DM、ホームページなどを作ることができます。また、新聞や雑誌などに広告を載せることも可能です。ただ、事業とは関係のない内容のものなどは対象外となるようです。

③展示会に出展する

自分たちが作った商品を県外や国外に知って貰いたい! そこで県内外の展示会に出展することができます。展示会の出展費用だけでなくレンタカー代やガソリン代なども対象になります。上の広報費で作ったポスターやチラシを持って展示会などに出展すると効果的です。

④旅費・視察など

展示会参加のための旅費や、事業に必要な情報収集のための視察・情報収集のための出張などができます。飛行機代や電車・バス代。宿泊費も該当します。※タクシー代やグリーン車、ビジネスクラスなどの費用は対象外です。

⑤新商品の開発

新商品を作るための試作品や商品を包装するパッケージを作ることができます。デザインや製造・改良などの経費が対象です。ただ、これはあくまで試作品のため、販売するためにパッケージ1000個などの印刷は対象外となります。

⑥資料を購入したい

商品を開発するために参考にしたい資料や広報ツールなどを制作するための参考資料などの図書を買うことができます。但し、一冊につき税込み10万円までの本です。

⑦雑役務費

展示会に参加するスタッフなど、事業をするために臨時でパートやアルバイトを雇えます。交通費なども対象となります。※あくまで臨時の雇い入れのみ該当するようで、既に雇用しているスタッフは対象外です。

⑧借料

イベント出展時に使用する発電機など、事業で直接必要な機器・設備等のリース料・レンタル料が該当します。

⑨専門家謝金

商品開発などで、その道のプロからの指導を受けるなど、事業の遂行に必要な指導・助言を受けるために専門家を読んだ場合の謝礼が該当します。

⑩専門家旅費

⑨の専門家を呼んだ場合の旅費交通費も補助の対象になります。

⑪設備処分費

お店や会社のスペースを広くするために、現状使っていない機器などを処分する費用も対象となります。

⑫委託費

市場調査など専門の業者に頼まないとできない作業などを実施する場合の経費も対象になります。

今年度は<コロナ特別対応型>いう公募も出ています。こちらは、新型コロナウイルス感染症によって事業が受けた深刻な影響を乗り越えるための対策がメインになっており、一般型よりも金額や補助率が増えているのが特徴です。

[blogcard url=”https://monobox.jp/youkibo_hojokin_corona/”]

詳細な内容が知りたい方はこちらの公募要領をご覧ください。

いつまでに申し込むの?小規模事業持続化補助金の募集期間

令和2年度の小規模事業者持続化補助金(一般型)の公募は合計4回あります。次の締め切りは10月2日(金)までとなっています。新型コロナウイルス特別対応型は8月7日(金)までとなっています。準備期間があるので、今から事業計画を立てればしっかりとした申請書が作れます。

小規模事業者持続化補助金 一般型 申請受付開始 : 2020年 3月13日(金)

第1回受付締切: 2020年 3月31日(火)[終了]
第2回受付締切: 2020年 6月 5日(金)[終了]
第3回受付締切: 2020年10月 2日(金)[郵送:締切日当日消印有効]
第4回受付締切: 2021年 2月 5日(金)[郵送:締切日当日消印有効]

小規模事業者持続化補助金 コロナ対応型 公募開始 : 2020年 4月28日(火)

第1回受付締切: 2020年   5月15日(金)[終了]
第2回受付締切: 2020年   6月  5日(金)[終了]
第3回受付締切: 2020年   8月  7日(金)[郵送:必着]
第4回受付締切: 2020年10月  2日(金)[郵送:必着]

monoboxでは小規模事業者持続化補助金のお手伝いができます

  • 過去2回の自社採択実績
  • 採択者からの制作依頼複数実績あり

採択実績

monoboxではこれまでに一般型、コロナ特別対応型それぞれ1回、合計2回、自社の事業で申請し採択された実績があります。採択された事業者としてご相談にお答えできます。事業内容は、社内の整備や媒体制作などで活用してきました。

媒体制作実績

  • 広報費で各種デザイン制作(ホームページ・リーフレット・紙袋・包装紙など)
  • 開発費におけるパッケージ制作
  • 店舗看板制作
  • 店舗照明計画
  • 店舗什器制作

今まで地域のホテル工芸作家さんからの依頼により、デザイン制作などを「小規模事業者持続化補助金を使って、サポートした実績も複数あります。

具体的な項目では②の広報費での各種デザイン制作⑤の開発費におけるパッケージデザイン費、⑨の専門家謝金といった項目でお手伝いが可能です。

また、みなさま一番頭を抱えるのが「申請書の書き方」。慣れない作業で苦労される方が多いです。

でも、安心してください。

細かい質問など、可能な限りアドバイスや窓口を紹介するなどていねいにサポートいたします。

小規模事業者持続化補助金について、事業に活用しようと申請を考えている方々、広告媒体デザイン及び店舗リニューアルなどをお考えの方へ、喜んでお手伝いいたします。

申請希望の方は、申請内容と合わせてメールにてご相談ください

小規模法人事業者補助金でmonoboxができる仕事リスト

  • 商品・イメージ撮影
  • 動画撮影
  • ECサイト制作
  • ホームページ制作
  • ランディングページ(LP)制作
  • リーフレット
  • カタログ
  • ショップカード
  • パッケージデザイン
  • ロゴデザイン
  • 看板デザイン
  • 申請書作成のアドバイス

…and more

小規模事業者持続化補助金の申請について相談したいと考えている方は、まずはメールにてご相談ください。対面型の打ち合わせやZoomを活用したオンラインミーティングなど、ご希望に合わせた打ち合わせで対応いたします。御社の考えている事業内容をお聞きしながら、弊社ができる制作のご提案を、申請書作成の段階からサポートをいたします。

問い合わせる




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