言葉のブーメラン | monoblog

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新年度が始まりました。春休みが終わって子供たちも学校へ。新しい学年で一つ大きくなった子供たち。口から出て来るのも、今まで使ってなかった言葉だったり、少し大人になった感じがする。

エイプリールフールに子供たちから聞いたこと

「エイプリールフールにどんな噓をつこう?」と子供たちが話題にしていたときのこと。「そういえば4月1日って、ジョン(以前学童にいたスタッフ)の誕生日なんだよ」と教えてくれた。何年か前にジョンから「今日、ボクの誕生日なんだよねぇ」と教えられたという。エイプリールフールに誕生日て、あんまり聞かないよ。珍しいねぇ。などと話していた。 そして、カミさんがFBのタイムラインでジョンとやりとりしたときに「そういえばジョン、誕生日おめでとう!」と子どもたから聞いたことと一緒に伝えたところ「いや、それ、違うってwww」と。家族全員、全く疑ってませんでした。ジョンが子どもに投げたエイプリールフールは、数年後にファニーなブーメランとなって戻っていった。誰一人疑わない伝言ゲームに、ジョンもかなりウケていた。

東京出張行ってきました

そんな、新年度が始まった最初の週、東京出張へ行ってました。ビックサイトで開催された クリエイターEXPOという、デザイナーやカメラマン、イラストレーターといった職種が出展するイベント。ブースで自分の実績を展開して、制作系の人材を求めて来場する方々とマッチングするイベントです。ウチはデザイナーゾーンという場所にブースを設営して3日間出展していました。

「沖縄のデザイン事務所」を求めてくる来場者の方、ほとんどいないのではないでしょうか。ブースの前を通る方の目線を見ていると、ウチのボードをコンマ何秒で判断し、サッと目をそらす。目をあわせようにも、こちらの目線を泳ぐようにかわす。興味・関心のない方々からガン無視される。これの連続が続くので、精神的になかなか堪えます。来場者は何かを求めていたり、仕事の解決の糸口を探していたりします。目的が違ってたり、全く接点がない人にはいくら説明しても、マッチングが上手くいくわけがありません。

沖縄のデザイン事務所monoboxのイベント用ボード

ただ、目に止まってブースに来る人が確実にいます。最初は素通りして、「えっ!?」て顔をして戻って来る。そして「沖縄から来たんですか?」というコメントをいただく。そこから弊社のプレゼンテーションが始まります。まさか沖縄からデザイナーが来てるなんて。そんな、沖縄に課題を持っている方が、反応してくれます。

沖縄のデザイン事務所monoboxの会社案内

ブースの背景にわかりやすく自分たちの生業を表現したボード。ウチの仕事を端的に表現した会社案内リーフレット。それとコミュニケーション。出展前に制作・準備していたものを使って、ブースに来てくれた方にトークを仕掛けていく。そこでの反応、対話、相手の仕事について、現状の課題、課題についてこちらが提案できる仕事などなど。雑談まじりに話しながら、どこかのタイミングで名刺交換をリクエストする。 ブースも多いし来場者も多い。なるべく多くの方と接点を持ちたいので、よっぽどでないかぎりこちらから話し込むカタチには持っていかない。せいぜい3〜5分。いただいた名刺には、忘れないうちになるべく詳細に話したことを書いておく。去年はこれを徹底できなかった。

ブースに来てくれた方は必ず何かしらのヒントを置いていってくれる。自分のトークでどこにいちばん興味を持ってくれるか。逆に興味が引いてく場所はどこか。相手の課題はみな違うから、それぞれの対応を話しながら、同じ課題なら次はこう?といった違うアプローチも考えてみる。 イベント用に用意した会社案内も好評な部分と、そうでない部分なども見えてきたり。 そういった反応を見つつ、来場者がブースに訪れてから離脱するまでの、自分のプレゼンテーションを見直してみる。前よりもイイ感じの出だしを見いだしたり、変化球で導入を始めてみたり、手探りでいろいろ試してみる。

正直に言いますが、かなりの人見知りです。

だから、知らない人と話すのはメッチャ苦手です。モジモジしそうにもなるのですが、実際ブースに止まってくる人が増えてくると、苦手なりに慣れてくる。毎回同じ言い回しも飽きて来るので、軸は変えずにイロイロ言える言葉とかをとっかえひっかえやってみる。相手の反応は事務所にいては聞けないことばかりなので、ほぼ全て参考になる。時にキツイことや皮肉も混じって来る(ココロにグサグサきます)。それも全て会社や自分への反応なので、ひとまず、一つひとつ咀嚼してみる。それは、自分のことをより理解する感じで、いつもと違って新鮮、かつ面白い、と思えるようになってくる(言い聞かせる)。

自分をブラッシュアップできる営業の百人組手

そんな感じで3日間、イスはあるけどほぼ立ちっぱなし。来場者も多く人ごみだから、結構疲れます。それでもいろんな方との出会いがあって、いろいろな事を言ったり聞いたりして、反応から自分を見つめ直してプレゼンテーションをブラッシュアップしつづけることができました。普段インドアなデザイナーにとって、それは「百人組手」のようで出稽古みたいな「営業の鍛錬」でした。

で、戻ってきて「終わった〜、疲れた〜、ホッとした〜」。

と、言いたいところですが、頂いた名刺と、そこに殴り書きされた自分の文字を見ながら「この人どんな方だったっけ、、、」と相手の人となり、どんな媒体を作っているか、どんな話しをしたのか、などなど記憶を辿りつつ、来場御礼のメールを返信中。一斉メールにせず、なるべく相手との話しからウチに出来ることを考えながら添えてみる。ある意味、ここからが組手の本番ともいえます。ファニーな言葉にはファニーなブーメラン。気のないメールは気のないブーメランが帰って来るから、なるべく「自分たちらしい」ブーメランを送ってみたいと思いつつ、カタカタ入力しているこのごろです。

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