【採択申請書一挙公開!】R2年度小規模事業者持続化補助金<コロナ特別対応型>に採択された申請書【有料記事】

小規模事業者持続化補助金採択申請書公開イメージ

※こちらはご購入いただいた方のみ閲覧できる有料記事です。忘れないようにブックマークをお勧めします。

※こちらの有料記事は2020年6月23日に執筆された内容です。

こんにちは!沖縄でデザイン事務所と沖縄の現代工芸ギャラリーを運営しているmonobox株式会社です。オリンピックイヤーとなるはずだった2020年。「新型コロナウイルス」という未知のウイルスに世界中が翻弄され、多くの人々や起業が未曾有の経済的なダメージを受けました。

私たちも同じく、2020年4月の売上は70%以上減少と笑えない状況でした。政府のコロナ対策も日々アップデートされ、情報を追うのが精一杯の日々を過ごしていました。数年前に一度採択されたことがある小規模事業者のための「小規模事業者持続化補助金」に、「コロナ特別対応型」が発表され、これは活用しない手はないと思い、第1回の公募へ応募することに。

そして、5月下旬無事採択の通知が手元に届きました。そこで、同じような境遇にいらっしゃる方に、もしこの補助金に応募することで、事業が継続、もしくは前向きに再開できるのであれば、是非活用してほしいと思い、採択された申請書の一番肝となる「事業計画書」を公開することにしました。

注意
  • 採択された申請書はあくまで弊社の事業です。購読者の採択を担保するものではありません。
  • この有料記事は購入者のみの閲覧となります。記事に含まれる文章・画像全ての情報を第3者へ公開することは禁止されています。
  • この申請書は第1回目の申請様式となり、第3回受付の申請様式と異なります。
  • この記事をもとに申請書を作成された場合、申請内容について弊社は一切の責任を持ち得ません。
  • 具体的な金額・個人情報は黒塗りにしております。
  • 添付PDFはPC環境の場合はスクロールで全てを閲覧できます。
  • スマートフォン・タブレットで添付PDFをご覧いただく場合は【コロナ特別対応型 様式2】経営計画書】をクリックすると閲覧できます。

採択通知書・小規模事業者持続化補助金交付決定通知書

まず、皆様に弊社が虚偽でないことを証明するために、実際に採択された通知書を公開いたします。採択者であることご確認ください。

小規模事業者持続化補助金第3回受付公募資料

※小規模事業者持続化補助金2020年6月15日更新の公募要領と申請書一式です。

公募要領

申請書ダウンロード

実際に提出した【コロナ特別対応型 様式2】経営計画書

では、いよいよ様式2の経営計画を公開いたします。小規模事業者持続化補助金に限らず、申請書の一番大事な部分は「経営計画書」です。申請をした事業者が長期的に成長を見込んだ経営であるかどうかが問われます。まずは、1ページ目から見ていきましょう。

クリックして41be29c7fd505f2728f871ebaf31cdce-2.pdfにアクセス

※PCの方は、PDFをスクロールしていただくと合計9枚の経営計画書が閲覧できます。スマートフォン・タブレットで閲覧する場合はこちらのリンクをクリックしてください。

※添付PDFは自分用の印刷以外の第3者への配布を目的とした印刷・コピーは厳禁とさせていただきます。

【コロナ特別対応型 様式2】経営計画書

申請者の概要

1ページ目は安心してください。申請者の概要を書く欄ですので、特に頭を悩めせることはありません。ゆとりのあるときに入力しましょう。法人番号などは事前に調べておく必要があります。

質問事項にチェック

◇2ページ目は、第2回受付以降に尋ねられる項目で、「補助事業者でない」を選択してください。補助事業者の場合は応募ができません。

◇売上が前年同月比20%減少している事業者で概算払いを希望する場合は「希望する」にチェック。希望しない場合は、「希望しない」にチェック。

◇事業が公序良俗を害する恐れがあるという質問は、該当しないにチェック

◇既に小規模事業者持続化補助金の一般型に応募した場合は、②にチェック、応募してない場合は①にチェックを入れる。

事業計画内容

さて、ここからが本番です。

1.新型コロナウイルスの営業を乗り越えるための投資の類型

まずは、取り組む事業がA,B,Cのどの類型に該当するのかにチェックを入れました。

2.事業概要

  1. 会社概要
  2. 顧客ニーズと市場の動向
  3. 自社や自社の提供する商品・サービスの強み
  4. 経営方針・目標と今後のプラン

2-1「会社概要」では、弊社がどのような事業を行なっているのか、今まで歩んできた
具体的な実績
を書きました。また、会社の過去3年の売上推移・物販部門の売上推移を表にしてわかりやすく表示しています。

企業や個人事業主として事業を客観的に分析することで、課題が見えてきます。

2-2顧客ニーズと市場の動向」では、事業を計画する上で、具体的なターゲット層を設置しました。

2-3.自社や自社の提供する商品・サービスの強み」では、ベンダーやクライアントとのネットワーク、デザイン事務所を併設していることで可能な内製化の事業内容を記載。

2-4「経営方針・目標と今後のプラン」は、新たにオープンを予定する店舗内容や、オンライン強化への取り組みを記載。

3.新型コロナウイルス感染症による影響

減少のあった月の売上と去年の同月の売上を表にし、具体的な減少率を明記しました。

役所にて「新型コロナウイルス感染症に係るセーフティネット保証4号」の認定を取得した旨を記載。こちらのコピーを申請書と一緒に送付します。

4.今回の申請計画で取り組む内容

【事業名:30文字以内で記載】を

新規店のスペースを魅力的に演出し、誘客強化&売上増

にしました。

POINT

事業内容の取り組みと効果をタイトルにわかりやすく入れる

【計画内容】

  1. 店内の什器とあかりの演出
  2. 店舗の入り口・看板について
  3. 新店舗ならではの商品開発
  4. オンラインショッピングサイトの制作・立ち上げ(独自内製化)

具体的な取り組み内容を一つずつ明記。伝わりやすいように画像図面地図などを盛り込んでいます。具体的に制作を予定している看板サイン暖簾などのイメージを画像で伝えました。新商品開発として、サンプルを制作する内容を盛り込んでいます。

また、新たにオープンする店舗のPRのためのメディア制作としてショップカードリーフレットの印刷を事業に入れています。

※ここで、注意すべきポイントは、既存の店舗PRのためのホームページ制作やショップカードは対象にならない可能性があるということ。

オンラインショッピングサイトの立ち上げについては、弊社はデザイン事務所なので自作をして、補助対象事業としては予算は計上しませんが、オンラインショッピングサイト(ECサイトを告知するための媒体を制作し、観光地へ設置する事業を追記しました。

具体的なスケジュールを入れることで、事業計画の実現性を見せます。

5.新型コロナウイルス感染症を乗り越えるための取組の中で、本補助金が経営上にもたらす効果

この事業を取り組むことで、経営上どのような効果が見られるかを具体的に検討し制作物を用いて期待される効果や3年間の売上目標を具体的な数字を用いて表にしました。

POINT

どの取り組みがどの経費なのかの紐付けを、申請書を読む側にわかりやすくまとめること

例)支出経費がどの取り組みに該当するかわかりやすく、計画書の中に経費区分の番号の振り分けをしています。

支出経費の明細等

経費区分ごとに経費を記入していきます。①機械装置費の金額の根拠がわかる見積書を取得し、該当する見積書に「①」とナンバリングして照合しやすいようにまとめました。

申請書を書く際に心に留めておくべき5のこと

  1. わかりやすさ
  2. 客観的視点と自己分析
  3. 計画の実現性
  4. 採択されなくてもやる気のある事業であること
  5. 売上・販路拡大であること

1.わかりやすさ

申請書は堅苦しいイメージがありますが、難しい言葉を並べる必要はありません分かりやすい文章、伝わる文章を書くには、次のことを意識しておくといいでしょう。

  1. 伝えたいことは1文にひとつ
  2. 1文は40文字~60文字以内
  3. 申請書に「修飾語」「カタカナ」は不要

まだ次回の申請受付まで1ヶ月以上あるので、申請書を書き始める前に、分かりやすい、伝わりやすい文章の書き方がわかる本をご紹介します。目から鱗の情報がてんこもりです。この一冊を読むだけでも確実に文章力に違いが出ます。1冊読み切るのにそれほど時間はかからないので是非読んでおきましょう。

言葉ダイエット メール、企画書、就職活動が変わる最強の文章術

1.伝えたいことは1文に一つのみ

「伝えたい文章」伝わる文章」は違います。自分の思いの丈をつらつらと長文で書きだしても相手に伝わる可能性は限りなく低いと考えてください。

文章の基本として

「自分が書いた文章は読まれない」

と認識してください。もちろん、申請書はくまなく読んでいただけますが、日本中から応募される申請書を限られた審査員で判定していきます。

  • どうやったら読んでもらえるのか?
  • どうやったら理解し、採択してもらえるのか?

を常に考えて文章を書いてみましょう。

2.一文は40〜60字以内におさめる

くどいですが何度でもお伝えしなければならない内容なのでもう一度言います。

基本的に文章は「読まれません」

自分が書いた文章は誰もが読んでくれるという思い込みは、どの媒体の文章制作においても邪魔でしかありません。早めにその思い込みは断捨離しましょう。

特に長い文章は全く読まれない上に、理解されません。

相手はそんなに暇ではないのですから。

「文字数」を意識した作文にトライしてみることをオススメします。

特に決まりはありませんが、1文40〜60字以内でおさめるといったルールを決めて文章を作成するクセをつけておくといいでしょう。今後のビジネスにおけるメールや企画書作成の際に役立ちます。

3.申請書に「修飾語」「カタカナ」は不要

申請書の文章に、修飾語は禁物です。曖昧な表現は書き手と読み手で判断の基準がことなるため伝わりづらいからです。また、使う側が意味を確実に理解していない「カタカナ」を連発するのは説得力に欠けるので避けましょう。言葉の羅列で何をするかが明確になっていない事業計画は評価されません。事業計画は、事実や客観的視点をもとに具体的な言葉で説明しましょう。

例文:

【原文】

この事業を行うことで、たくさんの人々に情報が行き届き、飛躍的な売上拡大が見込まれる

【修正後】

この事業を行うことで、既存顧客以外の客層に直接情報が行き届き売上が前年比20%見込まれる。

2.客観的視点と自己分析

採択されるために必要なスキルは、市場動向における事業の必要性を自己分析できる客観的視点です。自分よがりの計画を並べても採択はされません。市場の動向やニーズに合わせて、自分が取り組む事業がどの程度社会的役割を担い、事業の売上を拡大が見込め、どう成長していくのかを示す必要があります。

いくら自分ができると信じていても、その信じている部分が自分の「思い込み」であっては、審査員は評価の対象としないでしょう。

事業を取り組んだ後に見込まれる売り上げ推移など、具体的な予測に基づいた増加率でないと絵に描いた餅になりかねません。

.計画の実現性

申請書には、申請者が計画を実現できる根拠が書かれている必要性があります。ですので、今までの実績を審査員が納得できる状態で見せることが大切です。

計画が実現できる根拠は、今までの実績、自己分析力、計画後の経営プランが具体的かつ、信憑生のある内容に仕上げましょう。計画にかかる費用項目が分かりやすく整理されているかなども大切な視点です。

4.採択されなくてもやる気のある事業であること

小規模事業者持続化補助金の記事を書いていると、「申請書の作成からお願いしたい」「申請書を書いて欲しい」「補助金のための企画を考えて欲しい」と問い合わせを多くいただきます。

残念ながら申請書を代筆することもゼロから企画を提案することもいたしません。

なぜなら、その時点で事業に取り組む姿勢が問われるからです。

補助金は「もらえるから事業をする」という認識では採択されません。補助金がなくてもやる決意がなければ、採択された時点で終わってしまいます。採択で満足してしまうと思うような結果が望めなくなります。あくまで、自分の事業の長期的ビジョンを掲げ、そのための具体的なプランの一つを補助金を使って行うことを忘れずにいましょう。

5.売上・販路拡大であること

この事業の目的に沿った計画であることが大前提ですが、なかでも売上・販路拡大について都度触れる必要があります。また、売上・販路拡大したのちの経営戦略についてもふれておくといいでしょう。今後3年〜5年後の推移を見せ、雇用を増やす、賃金の増加を目指すなど将来を見据えた内容を加えておくことも必要です。

最後までご購読ありがとうございました

さて、いかがでしたでしょうか?赤裸々にこのような申請書を公開するとは思いもよりませんでした。この記事を読むことで、具体的にみなさんの事業内容を申請書に落とし込める一助になるのではと期待しています。

弊社も右も左もわからぬまま起業し、気がつけば10年事業を営んでいます。小さな事業を継続することは容易ではありません。そこで出会えた「小規模事業者持続化補助金」は、事業規模も大きすぎず、初めてトライするにはオススメの補助金です。

何もわからないまま申請書を記入するだけでは採択への道のりは時間がかかります。何が起こるかわからない世の中で、今私たちのような小さな事業者にもスピードが要されています。そこで今回、5月に採択された申請書を公開し、同じような境遇の事業者の方の一助になれることを切に願います。

これで、小規模事業者持続化補助金の様式2の申請マニュアルを終わります。あとは、見積書など具体的な書類を揃えて、最終的に商工会議所・商工会でチェックしてもらって郵送すれば申請が可能となります。

最後にもう一度お伝えしますが、この採択申請書をそのまま写したり、内容を差し替えても採択されない可能性もございます。これを参考にご自身の言葉で伝わる文章を心がけながら申請書を作成してみてください。

弊社で広告媒体をお手伝いさせていただく場合は、申請書を読んでアドバイスなどは無償で協力いたします。

見積もりが必要な場合は下記のボタンからお問い合わせください。


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